世界に広がるBrat Style(ブラットスタイル)カスタムとは!? その3
Brat Styleで検索してみるといろいろでてきますが、そのなかで、バイク系ではないLAの観光情報サイト「losangeles.com」の記事が目に留まりました。
『The Brat Style Motorcycle Scene in LA (ザ・ブラットスタイル LAのモーターサイクルシーン)』
記事によると、「”Brat Style”はLAで流行しているモーターサイクルデザインの最新トレンド。
南カリフォルニアのすべてのカスタムバイクショップがブラットスタイルに個々の美学を持っているが、その美学のベースになっているのは日本のBrat Styleというショップの先駆的な仕事だ。
Brat Styleと呼ばれるカスタムはカフェレーサー、チョッパー、そしてダートトラッカーの要素をミックスしたカスタム。
主にベースとされる車両は
Yamaha XS650 XT500/550
Honda CB350 CB360 CB550 CB750」
『The Brat Style Motorcycle Scene in LA』より
“Bratstyle(ブラットスタイル)”カスタムとは、東京赤羽のカスタムショップ「ブラットスタイル」さんのカスタムバイクに影響を受けて作られたカスタムのことなんですね!
オリジナルがわかったところで、もうひとつ気になることが。
サイトによって”Bratstyle(ブラットスタイル)”カスタムの定義がまちまちなんですが、
「ボバーxカフェレーサー」
「カフェレーサーxチョッパーxトラッカー」
「スクランブラーxボバー」
無理やり共通点を見出すならオールドルックにダートテイストでしょうか??
海外の方でも同じことを感じてる人がいるようで、
chopcult.comやdotheton.comに
「what the f※※k is brat style?」、「brat vs bobber vs cafe…what’s the difference.」
なんてページが見つかります。
「ブラットスタイルのバイクってなに?ブラットスタイルってどういう意味??」とよく聞かれることが多かったので書いたという記事が、人気カスタムバイクブログ「BIKEBOUND」にあります
『What is a Brat Style Motorcycle? Our Definition』
あくまで「BIKEBOUND」の見解と断りをいれつつ、どういうものが “Brat” なのか説明しています。
その記事によると、
ボバーと違いリジッドフレームにせずに、ショック付のリア周りで、カフェレーサーと違いハンドルはセパハンにせず、ミニエイプバーかMX(モトクロス)バー。
フラットシートか低くセットしたソロシート
チョップしたフェンダー
外装や不必要な部分はストリップ
低めのスタンス
ブロックタイヤを装着してる車両はブラットトラッカーになる。
(※カフェカスタム色が強いものは、BratCafeといわれてるみたいです。いまネオカフェといわれているものがこれか、カフェトラッカースタイルのものが多い気がします。)
ブラットスタイルカスタムは世界中に広まってムーブメントを生み出している、と締められています。
(『What is a Brat Style Motorcycle? Our Definition』より)
(photo via bratstyle.it)
HONDA CB400Four BOBBER BRAT
海外のカスタムバイクサイトをみていると、おそらくこの写真のような、ブラットスタイルさんのストリートボバーカスタムに影響を受けたカスタムが、”Brat”カスタムとして広まっている印象です。
