ヨーロッパやアメリカとは少し毛色が違う車種選びで、比較的新しめの小排気量車をベースにカフェレーサーやスクランブラーカスタムを製作している、インドネシアのカスタムショップ「Studio Motor」。今年の初めに、製作したYAMAHA YZF-R25のスクランブラーカスタムが”Pipeburn”で紹介されて話題になっていました。
同じくYZF-R25(2015年型)をカフェレーサーにカスタムしたのがこの1台。
カウルレス、丸目ヘッドライトにワンオフで製作されたタンクとサブフレーム。
もちろんパッと見てR25だと答えられる人は少ないと思いますが、フレームが丸ごと変わっていたYZF-R25スクランブラーカスタムよりは原型を留めてますね。
金属製の少しぽっこり感のあるタンク。2in1メガホンマフラーもStudio Motorオリジナル。
ベーツタイプのヘッドライトケースにLEDプロジェクターライトレンズをセット。
メーター周りは純正のままのようです。
タンク横に描かれたロゴは「suryanation」というイベントのもの。
タイヤはMetzeler Roadtec。
フレームはステップの上辺りで切断され、シートカウル形状に網組みされたサブフレームが溶接されています。埋め込み型LEDテール兼ウィンカーでテール周りはスッキリ。
東南アジア辺りのウェブでは250cc以下の、Ninja250やCBR250RといったSSモデルをカスタムしたカフェレーサーやスクランブラーがいろいろ見つかります。最近はYZF-R25/MT-25といった新しいモデルの車両のカスタムも出てくるようになってきました。
このMT-25のカフェレーサーカスタムは、YZF-R25/MT-25用のカフェレーサーカスタムキットを付けたもの。キットの価格は日本円で約32,685円ぐらい。東南アジアの勢いを感じます。
出典:Ottonero 「YZF-R25 / Studio Motor」