ヤマハの「Faster Sons」コンセプトの第1号として、2015年のWheels & Wavesでお披露目されたMT-07ベースのカフェレーサー「Faster Son」。
製作したのはレジェンド”木村信也“氏。
木村氏はMT-07に対して、「(このエンジンは)これはやっぱ凄くバイクを好きな人が作ってるんじゃないかなと思いました。ただ単純にその数字の性能じゃなくて、エンジンのフィーリングとかそれから回転の上がり方とか、サウンドとか、そういうものが凄くバイク乗りの五感に訴えるものだと思った。本当に乗るのが好きならば、旧いのが好きとか新しいのが好きとかそういう括りじゃなくて、単純に楽しいというのが乗ってすぐに分かるエンジンじゃないかなと思います。性能というか機能が形になっている。デザインありきじゃなくて、その機能を突き詰めた結果が形になっている、というような気がしたので、是非これを使って何か自分なりのバイクが作れたらなという気持ちがありました。」とコメントしています。
木村氏「旧いものをリスペクトしながら自分の中で消化して、新しいものとして作る。それがやっぱりモノを作る人のあるべき姿勢かと思うし、自分もそうありたいと思うし、ヤマハの旧いモノをリスペクトしながら機能的には最新のものを楽しい形で出すという考え方には凄く共感できます。」
木村氏「トレンドやファッションに従わずに時代を超越した美しさを生み出すことができて喜んでいる。」
「Faster Son」製作風景
「Faster Sons」コンセプトから生まれたXSR700。
いよいよ日本にも上陸ですかね!!
[9月15日に突如USヤマハの公式YouTube公開された「Faster Son」の動画]