8台のXSRシリーズのカスタムマシンが発表された今年の「Wheels and Waves(ホイールズ&ウェイブス)」。そのなかでも特に目を惹かなかった、3灯フォグライトのファイターちっくなXSR700。英国の「Down & Out Motorcycles」のこのカスタムは、ショップのあるイギリス北部・ヨークシャーからホイールズ&ウェイブスの会場であるフランス西海岸・ビアリッツまで約1600kmを、このマシンに乗っていくという英”BIKE Magazine”との共同企画で製作されたもの。
なので、ショーの為のカスタムというよりもう少し実用性が重視されたアドベンチャースタイル(というかツーリング仕様)な仕上がりです。
XSR700 ‘Urban Adventure’ by Down & Out MC
3灯フォグランプ、LSLのハンドルバーにバーエンドミラーといったファイターっぽい顔まわりにフォークブーツとブロックタイヤ、パニアケースやリアラックというクセのあるカスタム。これは好みが分かれます。
使用されているパーツは!?
Down & Out Motorcyclesオリジナルのアルミフェンダー
Down & Out Motorcyclesはホームページでオリジナルパーツの販売も行なっているので、この辺りのXSR700用パーツの販売に期待大。特にパニアケースは需要高そうです。
他にはヤマハ(EU)の純正オプションがたっぷり使用されています。
オーリンズのフロントフォークカートリッジとリアショックでアップグレード、
メッシュサイドカバー、
ラジエターカバーとラジエターサイドカバー、
シングルシート(をおそらくベースにシート作ってます。下記の製作途中写真を参照)、
(出典:yamaha-motor.eu「XSR700 ABS」)
ナックルガード、
(出典:yamaha-motor.eu「XSR700 ABS」)
フォークブーツ、
(出典:yamaha-motor.eu「XSR700 ABS」)
チェーンガード、
(出典:yamaha-motor.eu「XSR700 ABS」)
そしてAKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)フルエキゾーストマフラー
(出典:yamaha-motor.eu「XSR700 ABS」)
タイヤはコンチネンタルのTKC80
(出典:continental-tires.com)
ヨーロッパは意外と道路状況は良くないらしく(いまでも石畳路が多いみたいで)、それもあってカフェレーサーからスクランブラースタイルへと人気が移ってきたようです。Down & Out Motorcyclesのカスタムマシンは純正オプションパーツを豊富に使用したショーケース的な有用性も高く、見慣れてくるとファイターちっくな顔の旅仕様なスクランブラースタイルのごった煮感もいいですね。このカスタムがいちばん楽しそうな気もします。ミリタリーなカラーリングも似合いそう。
出典:yamahamotorsports.com「Yamaha Yard Built – XSR700 by Down & Out MC」

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