オランダの時計ブランド「TW Steel」が手がけるヤマハバイクのカスタムプロジェクトがあります。「Son of Time」と名付けられたそのプロジェクトはヤマハBoltのカフェレーサーに始まり、最新作MT-10のドラッグレーサーまで計5台のカスタムマシンが発表されています。
もうすっかり注目のプロジェクトとなった「Son of Time」。ヤマハの現行モデルのみでカスタムマシンを製作しているのもポイントです。
このXSR900のカフェレーサーカスタムは、スペインの「Macco Motors」に依頼して製作されたマシン。
XSR900 カフェレーサー 「Desperado」by Macco Motors
[Son of Time Desperado Special Edition]
ラフだけど洗練されたカフェレーサー
まず目を惹くのはカーボンタンクカバーと跳ね上がったテールユニット。スポークホイールを装着し、タンデムステップやサイドカバーなど全体的にトリミングが施され、ヘッドライトやフェンダーは小振りのモノへ変更されています。
かなりスッキリしたハンドル周り。スピードメーターはストックのまま配置を修正されています。
キーシリンダーは右サイドに移設されています。
KineoのスポークリムとSCプロジェクトのマフラー
ストックのサブフレームを切断し、新設されたテールセクション。シートもハンドメイドです。
使用されているパーツは!?

(出典:lsl-online.nl)

(出典:lsl-online.nl)

(出典:bikehps.com)

(出典:win-pmc.com)

(出典:sc-project.com)
4-1/2インチライト
LSLのバックステップ
LSLのバーエンドミラー
METZELER ROADTEC01
現実的なラインで個性的な外観を持ったカフェレーサーに仕上げられています。フレームが強調されてワイルドな印象を与えつつも、高級感のある雰囲気に。というか単純に350万から400万ぐらいしそうに見えます(個人の妄想です)。
話は少しそれますが、Pipeburnが記事中でこのカスタムを褒めながらさりげなくXSR900を「過去10年間に日本が生産した最高のバイクの1つ」とまたベタ褒め。XSRシリーズの登場は相当なインパクトを与えてるんですね。
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SC-PROJECT SCプロジェクト フルエキゾーストマフラー コニックサイレンサー
XSR 900/MT-09 TRACER用コニックサイレンサー。ステンレス製アウターカバーコニカル(テーパー)シェイプサイレンサーのフルエキゾーストシステムキットです。大径リンクパイプに交換されたエキゾーストシステムにより、高排気効率もたらし、エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能です。また、軽量排気システムにこだわり、軽量サイレンサー、薄型ステンレスパイプを採用し、大幅な軽量化に成功しました。このキットは、オートバイカスタムには重要な要素、高パフォーマンスと軽量化、そしてルックスの向上に大きな変化をもたらします。内蔵されている消音バッフルを取り外すことにより、EUストリート仕様からレーシング仕様へ変更することが可能です。