600cc並みのコンパクトなサイズに250cc並の軽量ボディ。当時の先進技術が惜しみなく投入され、軽量かつハイパワーという「スーパースポーツ」の流れを作ったHONDA FireBlade。
HONDA CBR954RR カフェファイター「The Angry Bird」
SSの原点であるFireBladeシリーズ最後のモデル「CBR954RR」をベースにレトロなファイターを製作したのは、オーストラリアのカスタムショップ「Mean Machines」のWenley Andrews氏。
「Mean Machines」はモンスタートラックをイメージしたカスタムが特徴で、リアに極太タイヤを履かせるスタイル。「Mean Machines」の製作した2008年型トライアンフ ボンネビル T100のモンスタートラックカスタムは、Bike Exifの「TOP 5 TRIUMPH BONNEVILLE CUSTOMS(ボンネビルカスタムTOP5)」に選ばれています。
英国クラシックをやんちゃなマシンにしてしまった1台
このボンネビルカスタムを製作する前から、ストリートファイターマシンを構想し、ベース車を決めないままVFRのスイングアーム、フロントフォーク、ホイールなどのパーツを集め始めます。ボンネビルカスタムがヨーロッパのニューウェーブカフェレーサーシーンで好評を得たあとも、ストリートファイターを製作する情熱は薄れることなく、2年ののち走行距離の少ないCBR954RRを見つけます。
CBR954RRファイターに使用されているパーツ!?
トラッカーカウルにシート、ベーツライトでレトロな雰囲気を付加。1インチのドラッグバーを手曲げしたハンドルバー。
モンスタートラックにインスパイアされただけあって、階段をガンガン駆け上がれるファイターに仕上がっています。
日本でCBR954RRを探した場合、走行距離2万以下のものが60~80万ぐらいでみつかります。900RR(SC33)や929RR(SC44)なら40~50万といったところ。ハイパフォーマンスなレトロファイター、いかがですか?
出典:Throttle Roll 「The Angry Bird – Wenley’s Honda CBR954RR」
Stories of Bike「Bird on Fire」
Bike Exif「PURE GNARR: WENLEY ANDREWS’ HONDA CBR ‘RETRO-FIGHTER’」

