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2018年は何かが違う!!UKでバンドミュージックが復活?!

復活するギターロック/バンドミュージック

UKでギターロック/バンドミュージックが活況を呈しています。
魅力的なバンドが次々に登場し、2000年代のロックンロール・リヴァイヴァル以来の盛り上がりをみせています(なので10年以上振り!!)。
なかでも注目はサウスロンドンに拠点を置くバンドの躍進。
ひとくちにサウスロンドンといっても色んな街があるわけですが、

どちらかというとオーセンティックなパンク/オルタナガレージ系のブリクストン。


[Goat Girl]
[ALASKALASKA]
[The Big Moon]
[Shame]

上記のバンドは、どのバンドもSpotifyでのポピュラリティが45以上あり(ALASKALASKAだけまだ38)、今や押しも押されぬ旬のバンドたち。

そして、King Krule/Sub Luna Cityクルー周辺(Rago Foot、Jadasea、Black Mack、ジェイミー・アイザック、Jerkcurb、ジェシー・ジェイムス・ソロモン、Rejjie Snow、MCピンティー、マックスウェル・オーウィン)や、Puma Blueを中心にみたUKジャズ新世代とも交流するシャッフル/クレオール系のペッカム。


[King Krule]
[Jamie Isaac]
[Puma Blue]
[Jerkcurb]

ひとまずこの2つに分けてみると把握しやすいです。

北米産のラップやR&Bが世界を席巻し、インディーロックの存在感が無くなっていった2010年代。UKのバンド復活の背景にはライブ需要の高まりと、安くDIYで活動できる場(ライブハウス/ヴェニュー)の存在があったようです。

ざっくり見通しをつけたところで、じゃ今サウスロンドンにしか面白いバンドがいないのか?というと、そういうわけでもなくイギリス各地からゾクゾク登場中。
そこで今回は、Spotifyのポピュラリティがまだ30以下の、次くるよ!的なバンドの中からおススメを紹介します。(※ポピュラリティは2018年5月のもの)

UKを盛りあげる4組の注目バンド

Eastern Barbers

Eastern Barbers

話題のサウスロンドンを拠点に活動する「Eastern Barbers」は、クレオール系のバンド。プーマブルーのようなジャズに魅せられたメランコリーが魅力。
最新リリース:「Topless Youth EP」

Wuzi

Wuzi

2016年に結成されたリーズ出身の4ピースオルタナサイケバンド「Wuzi」。グランジ好きはマスト。
最新リリース:「Bozo Material EP」


King Nun

King Nun

ロンドン南西部出身の4人組パンクバンド「King Nun」。Spotifyに登録されている曲は「Sponge」の1曲のみ。それでこのポピュラリティなのでここ1年でめちゃくちゃ聴かれているバンドだと言えるでしょう。Vinesっぽい。スターバンドになると思います。
最新リリース:「Sponge」

Gotts Street Park

Gotts Street Park

リーズ出身、Kali UchisやRejjie Snowの作品に関わるミュージシャンコレクティブ「Gotts Street Park」。ヒップホップ、ソウル、ジャズをミックスした音楽性はFadarに「BADBADNOTGOODへのUKからの回答」と紹介されています。
最新リリース:「Volume One」


※UK新世代アーティストのプレイリスト作りました。


出典:
Spotify 公式サイト
Leeds Welcome「Fresh, fierce and fronting Live at Leeds: we talk the chart-toppers of tomorrow」
FADER「U.K. Collective Gotts Street Park Explore Doomed Relationships On “Love In Bad Company”」
DIY Magazine「CLASS OF 2018: KING NUN」
The Sign Magazine「英国インディ・ロックの新たな震源地=サウス・ロンドンの実態をその当事者に訊く:ウィンドミル編」


Gotts Street Park – Volume 1 [12 inch Analog]


PickUp

Eastern Barbers – Topless Youth

PickUp

Wuzi – Bozo Material EP

PickUp